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戦前回帰の風潮について

安倍首相はじめとする戦前賛美、回帰の風潮はマジで日本の衰退を感じます。
大日本帝国という日本史上で最も民百姓を苦しめた政権を賛美するのは、大日本帝国の幹部の末裔くらいだろうよ。

そもそも、国っていうのは民百姓が幸せに暮らせるようにするために存在するのだと思っている。つまり、「撫民政治」ですね。
撫民政治を強く意識した政治家は、最近では田中角栄だと思う。故郷を経済発展させたいという思いで政治をやっていたわけで、イデオロギーにこだわりなんてなかった。イデオロギーは手段でしかないからね。

その前は江戸時代では上杉鷹山とか、そして撫民政治の原点は、北条泰時である。

この北条泰時たち鎌倉北条一族というのは、おそらく日本史上でも最強の一族で、モンゴル帝国にまで勝ってしまう武士の鑑である。

大日本帝国は白人種との戦いだとか、戯言ぬかしている人々もいるが、日本の同盟国がイタリア、ナチスでしょ。それで、なんで中国や東南アジアを攻めるんですか。バカバカしくてたまらない。

そもそも、イギリス植民地下のシンガポール人ですら、野蛮な日本の統治など望んでいなかった。

http://www.geocities.jp/yu77799/worldwar2/malayasingapore/Leekuanyew.html


『リー・クアンユー回顧録(上)』より

我々には白人に対する恨みなどの問題はまったくなかった。政府や社会における英国人の優越的な地位は単なる世の中の事実だったにすぎない。

英国人は結局のところ世界で最も偉大な人たちだったのである。彼らは史上最大の帝国を築き上げ、領土は四つの海と五つの大陸にまたがっていた。我々はこれを学校で歴史の授業で学んだ。

英国人はシンガポールを統治するために定期的に交代する数百人の兵士を配備するだけで十分だった。(P33)


『リー・クアンユー回顧録(上)』より

その日の夜、日本軍下士官が数人の兵士とともに我が家にやってきた。家をひとわたり見回して私とテオンクーしかいないことがわかると、彼らは我が家を一時、宿舎にすることを決めたようだ。これが私の悪夢の始まりだった。

私はブラス・バサー・ロードにあった日本人歯科医院で治療を受けていたことがある。医者と看護婦は完璧なまでにきちんと清潔にしていた。ミドル・ロードにある日本人の安売り十セントショップの日本人店員も男性、女性とも同様に清潔だった。

私は衣類を洗濯せず、風呂にも入っていない日本兵が放つ吐き気がするにおいには我慢できなかった。彼らは室内や敷地を歩き回った。彼らは食料を探しており、私の母が蓄えた予備食料を見つけ、食べたいものは食べてしまった。

私は言葉が連う日本兵とは話すことができなかった。彼らは仕草や指図で白分たちの要求を伝えた。私が日本兵の要求をすぐに理解できずにいると、怒鳴られ何度も平手打ちを食らった。

彼らは理解し難い人間だった。ひげも剃らず、髪もとかさず、聞くに耐えない攻撃的な口ぶりだった。私は心の底から恐怖にさいなまれ、夜も何度も目が覚めたりした。地獄のような三日間の後に彼らは立ち去った。(P36-P37)

『リー・クアンユー回顧録(上)』より

ところが日本人は我々に対しても征服者として君臨し、英国よりも残忍で常軌を逸し、悪意に満ちていることを示した。日本占領の三年半、私は日本兵が人々を苦しめたり殴ったりするたびに、シンガポールが英国の保護下にあればよかったと思ったものである。

同じアジア人として我々は日本人に幻滅した。日本人は、日本人より文明が低く民族的に劣ると見なしているアジア人と一緒に思われることを嫌っていたのである。日本人は天照大神の子孫で、選ばれた民族であり遅れた中国人やインド人、マレー人と白分たちは違うと考えていたのである。(P35)

『リー・クアンユー回顧録(上)』より


私は、広島と長崎への原爆投下が必要だったとする点では疑問を持っていない。原爆がなければ数十万人のマラヤやシンガポールの人々、そして数百万人の日本人も死んだだろう。(P41)


そりゃそうだ。イギリスに統治されたほうがマシだろう。
アジアを開放したなんてのは、戯言にすぎない。結果的にはアジアの数百万の人々を殺したのである。

憲法改正についても、せっかく先進国のアメリカがつくってくれたんだから、それを使えばいい。とにもくにも、戦前賛美だけはありえない。
世界の共通認識では、ヒトラー、ムッソリーニ、ヒロヒトは極悪人である。世界の認識では、ヒロヒトは連合国のおなさけで処刑されなかっただけであって、それだけなのである。ヒロヒトの狂信国家が連合国によってまともな国になったという認識。それを戦前賛美するなど正気かと思う。

日本はドイツを見習わないといけないし、戦前のことは永遠に弾劾しつづけなければいけない





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