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2015/06/20

コロッセオとキリスト教とイスラム国

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 古代ローマではコロッセオで、人とライオンを戦わせて見世物にしていた。それが道徳的に悪という価値観は無かった。もしかしたら、悪ではないのかもしれない。

 その後、ローマ世界に東方よりキリスト教が伝えられ、ローマ帝国でキリスト教が公認されると、コロッセオは残酷で、悪だとされて、その習慣はなくなった。

 しかし、コロッセオの存在は、民衆の政治的、社会的不満を逸らすことができるツールであり、政治的、社会的なツールとしては有用だったと思う。



 キリスト教に対する宗教的情熱がコロッセオをやめさせた。


 政治的、社会的、経済的に有効で為政者にとって、効率的であるシステムは、なんらかの情熱がないと変革されない。たとえば、日本での原発村にみられる多段式の下請け構造による搾取システム。これも日本の政府や企業にとっては、有効なシステムだからそのまま維持される。これを変革するには、神の下に人間は平等で、労働対価は神の下に平等に分配されるべきだという宗教的情熱が必要なのだろう。日本人には変革はおそらく、無理である。変な話、イギリスやフランスやアメリカに征服されたほうがまともになるかもしれない。



 たとえば、同一労働同一賃金というヨーロッパ発の考え方も、根本的にはキリスト教の思想があると思う。

 イスラム国がやっているイスラム法に基づく税の徴収や、市場の管理監督も、宗教的情熱によるもので、エジプト在住ブロガーが、エジプトよりもマシかもしれないとまで書いている。神の下に、人間は皆平等であって、富裕層は弱者を救済する「義務」があるという考え方だからだ。

 http://blog.livedoor.jp/dokomademoislam/archives/34131851.html


 経済、社会、政治のシステムの効率ばかり追求すると絶対に弊害がでると思う。しかし、賢い権力者たちはそれで旨い汁を吸うから、賢い権力者たちはシステムを維持する。賢い権力者たちのなかから、宗教的情熱に基づいて、社会を変革してくれないとかわらない。


 ウォーレン・バフェットがアメリカの税制は富裕層に有利すぎておかしいと指摘したが、日本の富裕層はそういうアクションをしたひといるだろうか?

コメント

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1. 日本の富裕層について

間違いないです。日本には日本の欠点があるような気がします。特に一番問題だと思っているのは、今のブラック企業の増加やそれに伴う様々な問題での突然の倒産がここ数年あまりにも多いです。日経平均株価にも何らかの影響を及ぼしているのだと思います。幸いにして、今は日経平均株価が上昇しています。故に現時点では問題が無いですが・・・下落したときに様々な問題が出てくるのだと思います。