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民主主義について

 ムスリム同胞団出身の前大統領に死刑宣告がくだったそうだ。彼はアラブの春の勢いにのって、エジプト国民から大統領に選ばれた。しかし、彼の政治運営に批判が集まり、軍事クーデターによって選挙結果は反故にされ、一方的に死刑宣告された。

 
 エジプト人、アラブ人、ムスリムはどう思うのか?


 アラブの春による民主主義への幻滅が、イスラム国の躍進にひとやく買っている気がする。

 民主主義は必ずしも最善でないと、エジプト人は気づいたかもしれない。周辺のアラブ人もきづいたかもしれない。

 そして、アラブの春以前にも、パレスチナ人やレバノン人が、民主主義によって、ハマスやヒズボラを選択したとしても、結局、それらは欧米からテロリスト扱いされたこともあった。

 

 欧米から輸入した民主主義という思想よりも、1000年近く、イスラム世界で運用されていたシステムを復古させたほうが、よいのではないか?そう思う人がでてきてもまったくおかしくない。
 

 僕は以前からブログで何度も書いてきたけど、政治で最善なのは、優秀な独裁者による政治である。しかし、独裁者が暗愚であると、最悪である。
 優秀な独裁者の代表例は、シンガポールの李光耀(リー・クアンユー)だ。

 イスラム国のカリフ制システムは、優秀な独裁者を生み出すシステムになりえるのか?熱心な支持者は熱狂のなかで、宗教的にカリフを支持している。
 傍観者としてみるイスラム国の動きは大変興味深いものがある。小説や漫画や映画より、まさに現実は奇怪な現象が起きるものである。イスラム史好きな自分にとっても、かなりの驚きである。

(イスラム国は日本の敵であり、支持はしない)

リー・クアンユー回顧録
http://ameblo.jp/g0mao/entry-11778653617.html

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