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イスラム国 ラマディを征服か?

 イラク軍だって、イラクを滅茶苦茶にしたアメリカの言うことなんて聞きたくない。それにイラク軍のスンニ派はイスラム国に共感している人は多数いるはず。イスラム国の主張していることはスンニ派から逸脱した内容ではないから。


 アメリカの兵隊は戦争なんてしたくなくて、帰国したらPTSDになってしまうような貧困層が大半。
 
 イスラム国には、日本とはちがって数百年の思想体系にそった正統なイスラム教の論理に殉じて死ぬことを意味を見出す人間がたくさんいるのなら、アメリカは最終的には手を引くしかなくなると思う。吉田松陰や高杉晋作や久坂玄瑞はテロを起こしてもPTSDなどには至らないだろう。自分の犯したことが社会を救うという強い信念をもっているから。イスラム国には吉田松陰や高杉晋作や久坂玄瑞が世界中から集まってきており、世界中に彼らが一般社会に潜入している。アメリカが恐れるのも当然だと思う。

 イスラム教はキリスト教からの改宗者の比率が高いらしい。イラク駐在のアメリカ軍兵士がイスラム教に改宗して、アメリカを裏切るなんてこともおおいにありうる展開なのかもしれない。



 歴史の傍観者としての立場からすると、興味深い展開。


 イスラム国とその賛同者の主張は肯定できないが、2つ面白いと思ったのは、ヒトの移動と義務教育のこと。

 1つ目はカネ、モノは自由に動くが、現在はヒトだけが土地に縛られる。ヒトが自由に移動できないから世界で貧富の差が生まれる。イスラムは交易が主流だったから、イスラム世界では自由に移動することができたし、国家も交易を奨励するためにヒトの移動を制限しなかった。そもそも国籍なんてものが存在しなかった。

 2つ目は国家がヒトの心の中まで介入すること。ヒトの心を国家が強制的に教育させるのはどうなのかという点。ヒトの心はヒトが管理すべきではない。ヒトの心は神だけが知ることができる。ヒトがヒトの心を強制的に教育させることはおかしいのではないかということ。イスラム世界では、義務教育は存在せず、私的な教育機関がほとんどだった。

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