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山本覚馬とキリスト教

 山本覚馬は西欧の優れた文明に感化され、その西欧文明の背景にキリスト教が存在することを知って、キリスト教に入信する。西欧の優れた文化とキリスト教は一体のものだと感じたのだ。

 世界の果てで文明から取り残されていた日本人が西欧文明と出会った衝撃は大きかったようである。

 山本覚馬のような明治の知識人はキリスト教と西欧文明は一体であると感じた。だから、現在の日本でも明治時代から続くキリスト教団体(宗教法人、大学)は文明開化の象徴であり、むしろ好意的にとらえている。(キリスト教が普及しなかったのは江戸時代の弾圧と無関係ではないと思う)


 文明の僻地(日本)とキリスト教の関係を述べたが、これは文明の僻地とイスラム教の関係にもいえる。

 例えば、東南アジアはイスラム教が普及しているが、これはイスラム教が栄えた時代、イスラム教文明とイスラム教がセットになって、東南アジアに押し寄せた。イスラム商人は交易のために東南アジアを訪れ、イスラムの天文学・医学・代数学・化学を伝えた。それに衝撃を受けた東南アジア人の山本覚馬がイスラム教に入信し、布教していったのだ。

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